プラグイン置き場: http://kobarin.sakura.ne.jp/kpi/kpi.htm kbeup.kpi v0.01alpha: http://kobarin.sakura.ne.jp/kpi/kbeup_001alpha.7z
kbeup.txt より
------------------------------------------------------------------------------- 【 名 称 】 EUPHONY Decoder 【ファイル名】 kbeup.kpi 【バージョン】 0.01alpha 【対応拡張子】 eup 【 Platform 】 x86(32bit)/x64(64bit) 【 公 開 日 】 2021/04/22 -------------------------------------------------------------------------------
【概要】
仙さん制作の EUP player for MSW Version 0.08f(eupwin.exe) を使用して FM Towns の音楽形式である EUPHONY を再生するためのデコーダプラグインです。 対応拡張子は .eup です。
再生出来るのは内蔵音源を使用するデータのみです。MIDI を使うデータは再生出来ませ ん。
【導入方法】
配布アーカイブファイル名が kbeup_xxx.7z なら展開後 kbeup_xxx という名前のフォル ダが生成されている筈です。このフォルダをそのまま本体の Plugins フォルダにコピー して下さい。コピーするフォルダは
32bit OS の場合は x86\Plugins 以下 64bit OS の場合は x64\Plugins 以下と x86\Plugins 以下のどちらでも OK
です。例えば kbeup_001 というフォルダが生成されているなら
x64\Plugins\kbeup_001
となるようにコピーします。階層を深くし過ぎるとプラグインが認識されなくなるので 注意して下さい。
このプラグインを使用するには、eupwin v0.08f が必要です。eupwin の公式サイトは 既に消滅していますが、Internet Archive で入手することが出来ます。
http://web.archive.org/web/20100429002724/http://kobe.cool.ne.jp/fmt/eupwin/eupwin.htm
KbMedia Player 用 EUP プラグイン「kbmeup.kpi」もここで入手可能ですが、動作が不 安定で KbMedia Player を巻き込んで強制終了することが多い為、kbmeup.kpi を直接使 うことはお勧めしません。(64bit 版の本体から使えば巻き込まれずに済みますが)
【設定】
プラグイン設定画面がヘルプを兼ねていますので参照して下さい。
eupwin.exe だけだと曲長を取得することが出来ませんが、kbmeup.kpi もインストール し、kbmeup.kpi のパスを設定することで、曲長を取得することが出来るようになりま す。kbmeup.kpi の置き場所は任意です。本体からプラグインとして認識されるような 場所に置く必要はありません。
なお、kbmeup.kpi を本体からプラグインとして認識される場所に置いた場合、本プラグ インより kbmeup.kpi の方が使用優先度が高くなるのでご注意下さい。(本プラグインを 使用するには kbmeup.kpi を無効化する必要があります)
eupwin は EUP を再生時に(eupwin.exe のカレントディレクトリにある)リズム音源の WAVE データを読みに行くようです。eupwin 同梱のテキストには記載されていませんが 本プラグインの開発中に気づきました。
なので、リズム音源のパスも設定出来る様にしました。
・2608_BD.WAV ・2608_HH.WAV ・2608_RIM.WAV ・2608_SD.WAV ・2608_TOM.WAV ・2608_TOP.WAV
FMP/PMD とか S98 でお馴染みですね。
ただ、耳が悪いのかデータが悪いのか、リズム音源の WAV を設定することによる再生音 質の違いが分かりませんでした。
【kbmeup.kpi との違い】
kbmeup.kpi をプラグインフォルダに入れて使うのと比べた場合の違いは以下のように なります。
メリット
・リズム音源、FMB/PMB のパスを設定可能 ・再生周波数を設定可能 ・kbmeup.kpi は 44100 Hz 固定だが kbeup.kpi だと 48000 Hzまで指定可能 ・一次補間の有無を指定可能 ・プラグインが不安定でも本体を巻き込まない ・32bit 版の本体からだとファイルを開く度に曲長が変化する不具合が発生しない ・アーカイブ内の EUP ファイル(FMB/PMB を使うもの)もきちんと対応 (本体が対処してるので kbmeup.kpi でも実害はないが)
デメリット
・シークが低速(昨今の PC では問題にならないレベル) ・ファイルオープンがかなり低速(同上)
【eupwin.exe との違い】
eupwin.exe を直接使用する場合との違いは以下のようになります。
・FMB/PMB のパスを設定時、サブフォルダも階層制限なしに検索する ・EUP ファイルや FMB/PMB ファイルの置き場所(フォルダ名)が Unicode でしか表現 出来ない名前でも動作する
【使用上の注意】
本プラグインは動作原理が極めて特殊です。eupwin.exe は必ず動作確認に用いたのと 「全く同じ」バージョンをお使い下さい。動作確認した eupwin のバージョンは 0.08f です。
プラグイン設定時に eupwin.exe のハッシュ値をチェックし、動作確認したのと異なる ものであった場合には警告を出すようになっています。
警告を無視して動作確認したのと異なるバージョンを使うことも出来ますが、予期せぬ 結果になることがありますのでくれぐれもご注意下さい。
このプラグインは永久にα版です。自己責任で使用して下さい。 |